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ラヴァーグという学校について。

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暑い日が続きますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

ここ最近の僕の仕事の大半はジュエリーを彫っています。

1日に10本以上彫らなくてはいけない日も多く、なかなかゆっくりモノを考える時間もないような気がします。

現在、恵比寿の自分のお店の商品と、プアアリの商品を気に入ってくれたハワイアンジュエリー専門店の2店舗分。

それと、いろいろな所からのハワイアンブライダルの加工依頼をこなす事が、とても忙しくなってきている原因です。

そんな中、プアアリの新商品も作り出さなくてはいけないのですが・・・

原型作りはCADチームのスタッフや手作りチームのスタッフがつくってくれるので、どちらかというと僕は彫るというパートが僕の担当です。

そしていろいろとつくっていると人気商品というか、よく売れる商品というモノができてくるのですが・・・

もう、はっきりと売れる商品の理由は分かります。

かなりはっきりとしているのが現状です。

本当は僕が一生懸命作った奴や思い入れの強い商品が売れてもらいたいのに・・・

まぁよく売れる商品がワンアイテムあるだけでもありがたいのですが・・・

売れた。

というところにたどり着くまでには、いろいろな努力が必要になってきます。

繰り返しになってしまいますが、その事を本当にみんなに理解してもらいたいと思っています。

まず、一般的なスクールでは技術の伝達をして、モノづくりの精度を追及していくのが一般的だと思います。

実は、今まではそれで充分だったと思います。

なぜなら、宝飾業界の現場では基本的には業務は細分化され、企画する人。デザインする人。作る人。宣伝する人。売る人。

ともう少し細分化されているぐらいそれぞれの役割があったからです。

そんな中、それぞれのパートで働いている人達が自分のテリトリーの能力を活かして、デザイナーが祭事で販売をしはじめたり、クリエイターがイベントショップを展開したりと、みなさん努力を繰り返しているのだと思います。

一人ひとりを見れば、それはもう高い能力があって、大変な努力を積み重ね、キャリアを積み上げてきている人達がいっぱいいるはずです。

しかしながら、そのような人達の集団でもあるはずなのに、現在の宝飾業界の現状をつくりあげてしまったのも事実です。

そんな中、全ての人達が苦労をしているという訳ではありません。

チャンスをつかみ、ここ最近おおきな飛躍をして結果を残しているデザイナーやお店もあります。

僕自身、群馬県の高崎にある、小さなお店に行って大変驚いたりした事もつい最近の話です。

もう、そこは変なお店でした。

変なお店と言うと悪いイメージではなく、今までの宝飾業界では考えられないようなお店という事です。

びっくりしました。

なるほど・・・

だからか・・・

これはなかなか真似できないよね・・・

どうやったら・・・

などなどとても刺激を受けて帰ってきました。

そして、いろいろな刺激を色々な人達に受けながら、僕達のお店のよく売れる商品の傾向と言うものが分かってきたりします。

僕は、基本的には売れ線をはずすな。

という指導をしています。

変わったものより、スタンダードなものを最初に大切にしようよ。

という感じです。

しかしながら、お店でよく売れる商品は実は変わった商品なのかもしれません・・・

しかし、ここで誤解がないように書き足しておくと、単価が高い商品と単価が安い商品とでは考え方を変えなくてはいけないという事です。

単価が高い商品は末永く大切に使っていくものなので、どんなシーンにも比較的合わせやすいスタンダード品を・・・

単価が安い商品は多少冒険をしてもいいぐらいの個性があっても良い物を・・・

という感じです。

スタンダード品は高額商品。

個性的な商品はチャレンジして失敗してもゆるせる範囲の金額と行った所でしょうか・・・

まぁイメージ的には3万円以下がチャレンジラインという感じでしょうか・・・

MD(マーチャンダイジング)という概念を持って企画を進めていくと、何から作っていくべきなのかが分かり始めると思います。

僕も、毎日勉強中です。

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