数ヶ月前の松尾塾での内容はどんなジュエリービジネスから小規模・小資本の人達はスタートするべきなのかを話した。
生徒はもちろん、多くの業界関係者の人達にも足を運んでもらい情報の共有をする事ができた。
今は、一昔前のように、ネットショップをつくって、商品を並べても売れる訳ではない。
また、セレクトショップに置いてもらう。
という事を口に出す人達も多いとは思いますが・・・
世の中のファストファッションの流れが強くなり、セレクトショップも苦戦をしいられている中。
セレクトショップに置いてもらったからといって、売れる。
という訳ではない。
ネットも苦しい、セレクトショップも苦しい。
という話をしたい訳ではない。
例えば、セレクトショップ。
置いてもらう。というスタンスではなく。
一緒になってお店の売上げを上げていく。
という視点が大切。
売ってもらうのではなく、その商品を置いている事によって、集客力が高まったりする。
という、自分自身で、自分自身の商品へのセールスプロモーションが必要になってくる。
お互い、相手に何とかしてもらおうではなくて・・・
お店、デザイナー、それぞれが自分達のセールスプロモーションを展開し、集客力を高めていき、相乗効果によって売上げが伸びる。
そうしなくては、お互いにメリットがない。
という事になってきている。
お店の気持ちを考える。
雑誌などの媒体に掲載してもらうというのも同じ・・・。
その商品を載せる事によって、読者が喜んでもらえる。
という商品であれば、純広告ではなく、いろいろな形で掲載してもらう事ができる。
今日は、なんでこんな話をしているのかというと・・・
ラヴァーグにはビジネスマインドを強く持っている生徒が増えてきている。
ただ、技術の取得をするだけではなく、ジュエリーの技術や知識を使ってビジネスを展開していきたい。
そんな思いを持っている人が増えている・・・
そして、それは大切な時間とお金を裂いて自分達がこれから進む道を模索している人達でもある。
少しずつ、技術の取得だけではビジネスにはならない。
就職したから、大切にされる人材になれる訳ではない。
という事に気がつき始めている。
どんな視点を持って、マーケットとつきあい、企画を展開していくべきなのか・・・
など、どんな企業に就職しても、評価される人材のあり方を考えなくてはいけない。
そういうことに多くの人に気が付いてもらうために、松尾塾を3回開催した。
そこから、派生したネットワークがその後のラヴァーグに足を運ぶ人を増やした原因にもなっている。
遠くから、ラヴァーグの考え方に共感を持ってもらい、足を運んでくれた人達は少なくても高い、モチベーションがある。
わざわざ、こんな恵比寿の小さなジュエリースクールに来る。
と言う事だけでも、価値がある。
その行動力はAクラス。
そんな人たちが活躍できる業界にする事がこれからの僕達に期待されている事なのだろう・・・
と思う、今日この頃でした。