という事で・・・
ここ最近、とにかく多くの彫金教室の経営者やジュエリークリエイターやデザイナーに会う努力をしている。
そんな中、金属工芸を学ぶ人達に僕が気が付いた当たり前の事を話している。
それは、どんな話かというと・・・
まず、多くの人はそんなに資金がない。
資金がないという事で、素材をシルバーで商品をつくる傾向が強い。
これは、これでいいけど・・・
素材をシルバーでつくって、何もシルバーで売り出す必要はない。
よくまわりを見渡してみると、GOSHOやオリエント4C’Sなどのビジネスモデルを見てみると分かると思いますが・・・
小売店に、様々なレパートリーの空枠を提案しています。
僕のお店でも扱っていますが・・・
いわゆる店頭サンプルはシルバーで作ってある場合があります。
在庫はシルバーサンプルなのですが・・・
注文のほとんどは金やプラチナになります。
この事をよく考えてみると・・・
在庫は銀で売りは金・プラ。
という事なのです。
ブライダルジュエリーを進める理由はこの辺にあるのですが、もう1つポイントがあります。
店内在庫の問題です。
僕が最近言っている完成品を販売するという形態では、販売のチャンスを逃さない為に、店頭に並んでいる商品は実は店内在庫のほんの一部だったりするのです。
引き出しの中には・・・
それぞれのデザインのそれぞれのサイズが用意してあったりします。
それに比べて、未完成品である商品の販売は、店頭にある在庫だけで、引き出しの中の在庫をかかえなくてもいいのです・・・
というように、在庫リスクという観点からも実は、未完成品であるブライダルジュエリーの販売は参入障壁も完成品であるファッションジュエリーの製品に比べて楽チンだったりするのでした・・・
など、他にもいろいろなメリットがあるのですが・・・
今日はこれくらいにしておきましょう。