そういえば、松村金銀店の松村社長の協力により、ラヴァーグにクレイツールが導入される事になった。
次々と、ソフトウェアが増える中、しっかりとサポートができるようになるには、先生達にも頑張ってもらわなくてはいけない。
もちろん、僕自身も頑張ろうと思う。
確かに、ジュエリーCADの専門学校として日本初を掲げてスタートした6年前から比べるとハードウェアもソフトウェアも充実してきている。
最初はライノセラスのジュエリーバージョンからスタートした・・・
それから、ライノセラスエヴァンスバージョン。
3DESIGN。
ライノゴールド。
今は、JCAD3匠やクレイツールもサポートする環境を整える。とうい目標で動いている。
造形機も最初はWAX切削機のJWX-10からスタートした。
次にワックス切削機のJWX-30。
そして、光造型機のビジョンリアライザー。
金属切削機のEGX-350MCを今では装備している。
ここ最近は、いろいろな所で金属切削のニーズも高くなってきている。
やはり、キャストをしないというクオリティーの高さに目の肥えた人たちは感動してくれる。
将来的には、この分野(金属切削)に突入してくるサービスビューローが増えてくる日も近いのかもしれない。
参入障壁が低いジュエリーCADの学校も今はまだ少ないけど、ラヴァーグを卒業した生徒達が将来的には学校を開きたい。
と言ってくれている人も増えているので、徐々に増えてくれる事を祈りたい・・・
そんな中、僕達の存在意義は、少し早く始めているので、多くの設備や人材が集まってくれている。
やはり、20人、30人の知識の集合よりも200人、300人の知識の集合から生み出される失敗や成功はとても価値がある。
その知識や経験をこれからの人達に少しでも伝えていけるように努力をしていきたいと思っている。
そして、今日のお題のハワイアンジュエリー文化。という事なのですが・・・
そもそも、ハワイアンジュエリーの起源というと・・・
大切な人を偲ぶ(しのぶ)・・・
という所から生まれています。
アムロナミエが家族の刺青を腕に彫っているのと同じような感じです。
名前を刻んだジュエリーを身に付けて大切な人を忘れない・・・
そんな思いの強いジュエリーなのです。
最近では様々なカラーのハワイアンジュエリーが増えてきましたが・・・
伝統的には黒のエナメルが喪に服しているという意味があるので、黒のエナメルが基本です。
まぁ、ファッションの一部として考えると最近のカラフルなエナメルもありなんだと思いますが・・・
この大切な人を思う・・・
という考え方、ジュエリーという枠にとらわれずに広く支持を得られるコンセプトだと僕は確信しています。
あさってからの上海は、これからのマーケットである中国にこのコンセプトを少しでも伝えるという目的もあります。
儒教の国でもある中国にジュエリーCADとハワイアンジュエリーとジャパンクオリティーをを引っさげていってみようと思っています。