何しに上海に行ったのですか?
といっぱいの人に聞かれる。
一言で言うと、多くの要望があったから・・・
と言う事に今はしておきます。
しかしながら、もう少し詳しく書くと・・・
ラヴァーグジュエリースクールの生徒達に伝えたい事に起因します。
もちろん、それぞれの目的を持ってラヴァーグに通学してくれている生徒達がいます・・・
だけど、ラヴァーグに通う生徒の3分の1ぐらいは、他のジュエリースクールを経験してきている人がいます。
大きな専門学校から小さな彫金教室、地方のスクールをひっくるめてです。
今、宝飾業界でお仕事をしている人達はセグメントごとに問題のレベルは違いますが・・・
同じセグメントでは同じような問題をかかえています。
その問題を解決していく。
実はその事がとても大切だったりします。
ただ、技術を身に付けても・・・
ただ、キャリアが長くても・・・
ただ、知識が多くても・・・
学校の先生を目指すのであればそれで良いと思います。
だけど・・・
ジュエリーを作る。
ジュエリーを売る。
という事を目指していくのであれば、技術があって、キャリアがあって、知識があっても、仕事にはなっていない人もいます。
または、未来が不安定で不安な毎日を過ごしている人もいます。
ラヴァーグに通学している人の多くの人の目的は・・・
技術の取得ではありません。
知識の集積でもありません。
ジュエリーで継続していくビジネスをする。
という事が目的なのです。
その目的を達成する手段が、ジュエリーCADの技術取得であったり、ネットショップ運営であったり、彫金・WAX・銀粘土・写真撮影などなどのカリキュラムなのです。
授業を受ける。という事は目的ではなくて手段なのです。
そして、目的とは・・・
作って売る。
シンプルです。
この目的を忘れずに、今の時代に必要な考え方やモノづくりの仕方を伝えて行きたい。
そんな思いがあるので、中国のマーケットを調べる為に今回は上海に行ってきたのでした。
丁度、YahonnがTaoBaoと業務提携なんてNewsも流れ・・・
中国の富裕層に売れる・・・
なんてキャッチコピーでヤフーショッピングの出店を促すコピーも見ましたが・・・
中国に行くと分かります・・・
ちょっと違う。
という事を。
何でも作れる人たちが、いろいろと作って、かたっぱしから売れる。
という印象はありませんでした。
購買心理。
中国だってなるほど・・・
という印象をうけるはずです。
何を作ったら良いのか・・・
どう伝えたら良いのか・・・
まぁ、僕も感じた事をしっかりりと熟成させて考えて行こうと思います。