僕の話はお金がいっぱいある人にはあんまり該当しないかもしれない。
お金が少ない人達が頑張ってジュエリーを売ろうとしている場合の話をしたいと思っています。
お金が最初に少ない。
と言う事はどんな事が起こるのか。
というより、どんな事しかできないのか。
という視点で考えてもらいたい。
お金が少ない。
と言う事は、広告がうてない。
広告がうてないという事は。
一般の人達に認知をしてもらう事ができない。
認知してもらえないと。
当然、買ってもらう事もできない。
実は、多くの人はジュエリービジネスを始める前に、始めようと思う原因があったりする。
その多くは身近な人に褒めてもらったり、注文をもらったりする事だったりする。
応援してくれたり、褒めてくれる人がいて初めてその気になってくる。
そんな第一歩の対応を間違えてしまうととても大変な事が起こってしまう。
まだ、作れるものが少ない頃に、買ってくれる可能性がある人に出会うと、嬉しい気持ちを友達価格などで表現してしまう。
材料費だけでいいよ・・・
なんて話も心当たりがある人も多いと思います。
だけど、真剣にこの業界で仕事にしていこうと思っている人は、このスタンスは勇気を持って捨てていかなくてはいけない。
まず第一に、お金が少ない人達の最初のファンは多くが友人知人や家族だったりするからでもある。
ほとんどのお客がよっぽどの事がない限り友人・知人・家族なのに、その少ないお客様に特別な価格を出してしまうと、ほとんど全ての人に特別な価格を出さなくてはいけなくなる。
一般の来店客と友人知人家族のネットワークからの来客が逆転してからはじめて感謝の気持ちを持って友人知人価格を出すべきである。
そこは仕事と割り切って対応をしていかなくてはいけない。
売上が安定してはじめて、感謝の気持ちを持って特別待遇をしていく。
自分の首を絞めるような割引は多用してはいけない。
それと、とても大切な事をもうひとつ。
ラヴァーグの授業の中には、“お金が少ない人のブランド名の決め方”という授業がある。
何事も予算という考え方はとても大切です。
自分の好きな言葉や思いを英語やその他の外国語で並べるのはお金があればなんら問題がない。
だけど、ない人はそんなブランド名の付け方は避けなくてはいけない。
お金が少ない人が効率的に認知度を高めていく為にはブランド名を決めるところから、セールスプロモーションの戦略を練っていかなくてはいけない。
かっこいい・・・
素敵・・・
そんなブランド名もお金があれば何の問題もない。
だけど、ない人は少し想像力を膨らませなくてはいけない。
これから何が起こって、自分自身のお金ではどれくらい事をどれくらいのスピードでできるのかを。
だから、ラヴァーグの授業では最初にお金がない人のブランド名の決め方を受講してもらう。
ブランド名が決まらないと・・・・
ロゴが決まらない。
ロゴが決まらないと、刻印やパンフレット、保証書など一般的に必要と思われる販売ツールもしっかりと作る事ができないからだ。
まぁ他にもいろいろとありますが・・・
最初はしっかりと準備をする。
準備もしていないのに売ってはいけない。
売る事よりも、お金がない頃のスタートはいかにファンを増やしリピートしてもらえるような仕組みを作り上げる事が大切なのです。
まぁ、そんな事に気をつけながら頑張っていきましょう。