そういえば、コンビのリングの作り方をちょっとみんなに知っておいてもらいたいと思います。
何故かと言うと・・・
聞かれたから・・・
プラチナベースとゴールドが合わさっているリングや、ホワイトゴールド・ピンクゴールド・イエローゴールドなんかが組み合わされているリングです。
基本的には、金種ごとにパーツを分けて作っていくのですが・・・
金種が違うとパーツの作りこみ方が違ってきます。
例えば、ホワイトやイエローはそんなに大差はないんですが、ピンクゴールドはちょっとやっかいです。
実は、CADで普通にコンビのリングをパーツわけして作って、キャストして、最後に組み上げるのですが・・・
ピンクだけは収縮率が高くて、ホワイトとイエローとデータではうまく組み上げられているのに、製品では合わないなんて事が起きてきます。
簡単に言うと、ピンクのパーツはリングサイズで言うと、1番縮みます。
ホワイトとイエローは0.5番ぐらい縮みます。
もちろん、キャスト業者によっても変わって来ますが、目安はそんな感じです。
ちなみに、最近地金の価格が上がってきているので、様々な割金の金種が出てきています。
先日、紹介したプラチナと似たような輝きで、メッキをしなくてもホワイトなプレミアムホワイトという赤坂ユニベイスが宣伝している金種の場合、収縮率はプラチナと殆ど一緒というインフォメーションでした。
数字で言うと2%~3%という事。
ジュエリーCADはリングやペンダントを細かいパーツに分けて部品とし、精密に組み上げていくようなデザインのジュエリーは得意とするところですが・・・
金属の収縮率という事を忘れないように注意しましょうね。