僕はね・・・
ここのゾーンを伸ばしていく事が成熟したマーケットに対する答えだと思っている。
例えば、イタリアンを食べようと思うと、今ではそこらじゅうにイタリアンのお店がある。
髪を切ろうと思えば、美容室が山ほどある。
イタリア料理を例えばスパゲッティだとすると・・・
スパゲッティさえ食べられれば良い。という人が最初のころは多かったと思う。
しかし、みんながスパゲッティを気軽に食べられる世の中になってくると・・・
おいしいスパゲッティが食べたい。
雰囲気の良い所でスパゲッティが食べたい。
とスパゲッティに対する条件が少しずつ上がって行く。
最初は人気のお店。
に人は集まっていく。
そして、もう少し進んでいくと人気のシェフというものが最高のステイタスになっていく。
もう、誰が作ったかが重要になってくる。
美容室も同じ。
髪さえ切れればよい人は1000円カットできるのかもしれない。
しかし、いい空間で気持ちよい時間を過ごしたながら髪を切りたいという人はそこには行かない。
僕が髪を切りに行くところも、マッサージはしてくれるし、カフェ並みに飲み物をセレクトして出してくれる。待ち時間をあきさせないために様々な情報誌も置いてある。
僕がいつも興味を持っている雑誌を必ず持ってきてくれるなどなど・・・
様々なサービスをしてくれる。
そして、僕の髪をいつも切ってくれるスタイリストは僕の仕事の悩みやプライベートな相談をいつもいろいろと聞いてくれる。
心地よい時間が過ごせる。
そう、僕はそのスタイリストめがけて髪を切りに行く。
突然行って、そのスタイリストがいないといついるのかを聞いて次の機会を伺う・・・
他の所で切ろうとすると、そのスタイリストの顔が浮かび、なかなかよその場所で髪を切る事ができない・・・
そう、お客はシェフやスタイリストについているという事が言いたいのでした。
マーケットが成熟してくるとそこに向かう。
と僕は思っています。
だから・・・
僕はクリエイターズブランドやデザイナーズブランドが実力を発揮できるインフラを整える事を今の僕の大切な仕事だと思っています。
思うだけなら誰にでもできるので・・・
具体的にアクションプランを立てて取り組んでいます。
そろそろ発表ができるところまで近付いてきました。
8月には・・・
と思っていたのがもう10月です。
大きな風呂敷だと思っていますが、10月中にはリリースできるはずです。
まぁ、大きな山をまずはラヴァーグというチームで押してみようという感じです。
良い10月を迎えたいと思っています。