秋って感じ。
実は、ローランドのJWX-30とジュエルスタジオ(ライノゴールド)を使い込んでいるんだけど・・・
JJFの時にもどうですか?この機械は?と何人にも聞かれた。
実際の話でかなり試作品を作った感想をいろいろな人達に言った。
「もうちょっとです。」
「精度がもう少しです」
「今、開発チームが頑張っています」
「ソフトは大丈夫です」
そんな話をしていた。
あんまり良い話じゃないかもしれないけど、事実その時はそう思っていたから・・・
あれから、ローランドの開発チームもいろいろと頑張ってくれたみたい・・・
先日、驚きの結果報告があった。
切削造型機は機械自体も大切だけど、もっとも大切な事は刃物。
刃物の強度や精度。
どんなに機械が早く動いても、刃物の強度が追いつかないと刃物が折れてしまう。
だから、機械を早くするだけでは駄目で、刃物の精度や、刃物を回転させるモーターの回転数を上げるという事が必要になってくる。
という風に、刃物が大切という事なんですが・・・
実は、刃物はJWX-10を使っている時から使っている刃物があるのですが・・・
その刃物の設定の話。
刃先0.1㎜・刃角3度・コニカル
なんだか分からない人もいると思うけど、今回は勘弁してね。
この刃物の形状をCAMソフトが考慮して造形されるんだけど・・・
刃物を購入している業者の報告と、実際の刃物の形状がどうやら違っていたらしい。
具体的に言うと、3度の部分。
精密に刃の角度を測る分析をしてもらった所、11度あった。
たまたまなのかもしれない・・・
そうじゃないかもしれない・・・
早速、刃物の業者にその事実を報告してみた。
その業者もその事を認識していたらしい対応。
来週に結果が報告できるとの話。
少し待ってみようと思う。
実は、違う形状の刃物で造形をしたら・・・
でた・・・
精度が・・・
まだ、いろいろな形状を試していないけど。
前進した。
実は、ちょっと不安だった。
ソフトの事は自分達でなんとかなるけど、ハードの事は正直、使い方はわかっても、ハードの中身の改善なんてできないもんね・・・
だから、ほっとした。
原因がわかって。
11度が3度という設定では、当然、狙った形状からはずれる。
もし、興味がある人はどんなずれが、どういう風に改善できたかを教えますので、ラヴァーグに足を運んでみてください。
追伸
昨日は、突然、JCAD3匠使いの佐藤さんがラヴァーグに来た。
朝電話があって、これから行ってもいいですか?との事。
僕は、当日予約をしてくる人の行動力は好き。
たぶん、そういう人達は基本的には忙しくて、なかなか先の予定は立てられない。
でも、ふと空く時間がある。
そんな時の行動力がある人達は、突然電話をしてくる。
僕の場合夜が多いけどね・・・
1時間ぐらいいろいろな話をして、みんなが集まっているから来ませんかというお誘い。
学校の先生達には申し訳なかったけど、どんな人達がいるのか興味があったから、混雑している学校をみんなに任せて行ってきた。
新しい人に出会うって新鮮。
いろいろな考え方もあるしね。
ちょっと友達が増えた気分。
みんな頑張ってる。
僕も頑張ろうと思う。