さて、本日からラヴァーグでがっちり仕事をしております。
僕の都合で色々としていたのですが、改めてあんまり遠くにあこがれるという事のリスクを感じてしまいました。
どういう事かというと・・・
例えば、ラヴァーグに入学しにくる人達には・・・
あんな風になりたい。
こんな風にいきていきたい。
という目的を持っている人が多いです。
ただね・・・
この目標が大きすぎたり、離れすぎたりしているとどうしても辛くなっちゃうんだよね・・・
僕もサラリーマンから独立した当初は銀行などが企画してくれたセミナーなどにも行きました。
経営者の人達のお話を聞いたり、人気のビジネス書を読んだりとしました。
ただ、どうしても現実的な事として真似をする事もできないぐらいレベルの差があり・・・
いつも、すごいなぁ・・・
すごいなぁ・・・
とどことなく自分の事に置き換える事ができず、ビジネス書を読んだりセミナーに行った事でなんだか自分も少し経営者っぽくなったかのような気がする・・・
でも・・・
普段の仕事は実は全然変わる事がなく、いつもなんだか根拠がない自信と、ふとした時の不安の連続だったような気がします。
もちろん、今も戦っている最中ですが・・・
少し昔より真似が出来そうな人や事が増えてきたような気がします。
が・・・
なぜそう思っているかというと・・・
凄く成功している人達と自分自身を比べたりはしていません・・・
ちょっと上の人の話を聞いて、いつもよりちょっと上の目標を立てて、それを少しずつクリアしていく。
すこしずつ自身もたまります。
ラヴァーグの先生達には“プアアリ”を成長させる努力をするか、自分自身でブランドを立ち上げて成長させる努力をするかを選んでもらっています。
職業先生にはなってもらいたくないからでもあります。
もちろん、僕を含めてまだまだブランドとして成長を完成させている先生はいません。
ただね・・・
ちょっとの成功はしていたりします。
女手一つで・・・
まだまだ若いのに一人で・・・
この業界でご飯を食べる事ができている人達です。
僕はね・・・
凄い大きなブランドの真似はできなくても、ラヴァーグの先生の真似はみんな頑張ればできる。
と思っていたりします。
ソフトバンクの孫さんの真似はできないけど・・・
この業界でなんとか一本立ち出来ている人の今現在の努力の仕方や苦労を感じる事ができるのがとても大切だと思っています。
ラヴァーグには生徒達の中にもまったくの異業種からジュエリーの業界に入ってきて、モノづくり一本で生活をしている生徒達もいます。
先生の真似は遠いな・・・と思ったら。
なんとか、結果を出している生徒の真似をしてみる事もいいと思います。
自分よりもちょっと上の人なら、いつもよりほんの少し頑張ればたどり着けるからです。
ラヴァーグという学校は・・・
一流の下請けを育てるカリキュラムにはなっていません。
それは僕が望んでいないからです。
僕はモノづくりが好きです。
ただ、できれば直接お客様と触れていたいと思っています。
だから、下請けの人には感謝をしています。(僕も結構いろいろとお願いをしていたりします・・・)
ただね・・・
僕は凄い下請けの人にはなりたくないだけです。
それは・・・
お金じゃないんですよね・・・
やっぱり百年ぐらいたってから、自分の作ったものが自分の名前とともに残っていく事がなんだかかっこいい・・・
と思っているからなんでしょうね・・・
それは・・・
なかなか下請けじゃ難しいからなんですよね・・・
まだまだですが・・・
そうなったらしびれますよね・・・
その為にはまだまだ学ばなくてはいけない事が多い事もしっていますが、いつかそうなれるように努力していこうと思っている。
そんなお話でした。