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あーーーーほっとした。

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IJTお疲れ様でした。

サムがいてくれたお陰もあり、4日間ずっと混雑していました。

もう何年もIJTで彫り続けているので、昔はCADの友人の方が多かったのですが、最近は彫りの友人も随分増えて来た。

みんないろいろな所からIJTに来ているので、一年にここでしか会えない人も多く、あらためて僕を呼び続けてくれている鈴峯には感謝をしたいと思います。

最近ではCADの仕事はスタッフが請け負ってくれているのですが、甲府からもたくさんのCAD仲間がわざわざ声をかけに来てくれたりして、随分ほっとさせてもらいました。

僕は自分の能力不足もあり、去年は随分忙しくなってしまいなかなか会う事ができない人が増えてしまっていた事をあらためて反省しました。

今年の僕はもう忙しくない・・・

という空気をかもしだしてもっといろいろな人に会う時間を増やして行きたいと思うので、この人忙しそう・・・と思っても、忙しくないので誘って下さい。

ここ最近の僕の仕事は自社商品の製造がほとんどです。

自社ブランドの成長を通じて得られた経験や人脈を、同じ業界で活躍している人達と共有していこう。

という事で、ブランドの成長に力を入れてきました。

周りの人達とスタッフ達の頑張りのお陰で、次のステップに踏み出せる形もあり、新しいスタッフも2月から増えます。

また新しい事を自分自身も経験できると確信しています。

そして、その中から得る事ができた事を生徒達に返していければとおもいます。

展示会期間中にジュエリースクールを経営している。という人からの相談を受ける機会がありました。

ラヴァーグみたいな学校を地方でつくりたい。という言葉をもらいました。

外から見たらそんな風に見えているのか、という発見もありつつ、改めて今までの教育の形からの変化が求められている事を強く感じました。

僕らの学校は、僕自身のゴールと学校の教育方針のゴールが同じ所にあるのがラヴァーグの特徴だと言ってもらえました。

なかなか気がついてもらえない所を意外な年齢の人に気がついてもらう事ができているのが、少しほっとしました。

僕は技術がある事も重要だと思っています。

ただ、技術がない事が致命的だとは思っていません。

僕は自分で作った宝飾品をお客様に選んでもらい、僕らの技術や努力や思いに対価としてお金を払ってもらう。

そして、できれば僕らが作り上げたものがずっとずっと残っていき、何百年後かの人達が話題に上げてくれるようなモノ作りができたら・・・

楽しいよね。

持っている人も嬉しいし、作っている人も嬉しい。

そんな仕事をしたいと思っています。

僕らの学校のゴールは技術の取得をさせる事だけではない。

そこが僕達の学校の特徴だと思っています。

そんな話を僕なりにさせてもらいました。

そしてあくまでも僕達のゴールは職人ではなく、メーカーとして機能する総合力だと思っています。

ので・・・

実際に大変な事もありますが、本当に自分がしたい仕事としてモノ作りを選び、お店をかまえ、ブランドの成長に力を入れて現在の形ができあがりました。

くちばっかり、知識ばっかりにならないように、平成17年にお金を借りてお店を出しました。

正直、最初は苦労ばっかりです。

本当に苦労ばっかりでした。

ただ、その苦労がこれからの生徒達が経験する可能性の高い苦労だったので、その苦労話をみんなが聞きたがります。

知ってさえいれば、しなくてもすむ苦労がいっぱいあります。

当時の僕を振り返って考えると、もしあの時今の僕がソバにいてくれたら・・・

なんて事を真剣に考えたりします。

無駄だ損だと思っていた経験こそが、今は一番大切にしたい経験だった。

今は、そんな風に思う事ができています。

その学校経営をされている人に、是非先生こそが先頭に立って、チャレンジして下さい!と言いました。

先生こそがジュエリーを学んで良かった。と思っていてください。

そんな先生に人が集まってくるはずです。

PS

関西の宝飾組合の理事でもある“宝飾工房こだま”の小玉さん4日間ありがとうございました。CADの事やZbrushの事。勉強になりました。石留めの事 も勉強になりました。人生の事も勉強になりました。ラヴァーグの生徒達も喜んでいました。そして関西でCADがもっと活気が出てくる事を感じました。

CADも手作りも第一線でいる人は少ないと聞いています。

良い人に本当に出会えて良かったです。

ワイングラスだけは大切にして下さいね。

僕も負けないように成長して行こうと思います。

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